菌根研究会大会JCOM2022について

2022年12月02日更新


JCOM2022

菌根研究会2022年度大会(JCOM2022)は、2022年12月10日(土)に、北海道大学農学部(札幌市北区北9条西9丁目)で開催されます。

開催要領

研究発表はすべて対面での口頭発表となります。ポスター発表は実施しません。

学内の食堂は閉店していますので、昼食は近隣の飲食店やコンビニをご利用下さい。


懇親会は実施しません。

これまでと異なり、午前9時からの開催となります。(11/09修正追記)


当日は積雪/路面凍結が予想されます。写真は12/2の朝のものです。靴の滑り止め・防寒対策が必須です。この時季は観光客が凍結路面で転倒して救急搬送される事故が多発しています。


滑り止めについてはゴムバンド式スパイクや貼り付け式の滑り止めが空港や駅等で入手できます。温暖地のスニーカーは水が染みこむなどの問題が起こることがあります。登山靴は防水性には問題ありませんが、いわゆる「冬靴」ではないので靴底によっては注意が必要です。参考:転ばないコツのサイト



発表者は各自のPCを利用して下さい。できる限りセッション前の空き時間に接続テストをお願いします。電源アダプターも各自ご用意下さい。スムーズな進行のため、次の発表者はステージ近くの座席での待機とPCの準備をお願いします。

プログラム

プログラムは2ndサーキュラー(プログラム)(PDF)にも掲載されています。

座長:菅井徹人

9:30 - 9:45 O1 Latisporum系統グループの日本産セイヨウショウロ属菌の菌株と針葉樹苗を用いて合成した菌根苗におけるspore matの形成に関する報告
小長谷啓介 (森林総研北海道)
9:45 - 10:00 O2 アジアクロセイヨウショウロの接種により形成されたクロマツ菌根の形態的特徴
服部恭太1・北上雄大2・山中豪4・下野義人2,3・松田陽介2 (1三重大生資・2三重大院生資・3大阪市立自然史博・4三重県林業研)
10:00 - 10:15 O3 アンズタケの単核および二核培養菌糸を用いた菌根形成能の比較
丸山博也1・鈴木悠花2・山田明義1,2,3 (1信州大院総合理工・2信州大農・3信州大山岳科学研)
10:15 - 10:30 O4 菌根菌が放射性セシウムの取り込みに与える影響:土壌鉱物からセシウムを溶出する能力の評価/重度地かきが苗木のセシウム取り込みを抑制する可能性
小河澄香・明間民央 (森林総研きのこ・森林微生物)
10:30 - 10:40 休憩

座長:松田陽介

10:40 - 10:55 O5 ネギの育苗段階におけるアーバスキュラー菌根菌の接種が3年間の圃場試験における収量に及ぼす影響
佐藤匠1・佐藤孝2・斎藤雅典3・鈴木貴恵1,3・福永亜矢子4・程為国1・俵谷圭太郎1 (1山形大学・2秋田県大・3東北大院農・4西日本農研)
10:55 - 11:10 O6 アーバスキュラー菌根菌分離株の超低温保存
大友 量 (農環研)
11:10 - 11:25 O7 アーバスキュラー菌根菌Redeckera spp.の胞子果内胞子の遺伝構造
山田洋輝1・前田太郎2・山本航平3・日下部亮太4・折原貴道5・大和政秀6 (1千葉大院教育・2慶應大先端生命・3栃木県博・4千葉大院園芸・5神奈川県博・6千葉大教育)
11:25 - 11:40 O8 単一の根片を用いたアーバスキュラー菌根菌の単離・菌株化
日下部亮太1・大和政秀2 (1千葉大院園芸・2千葉大教育)
11:40 - 12:40 昼休み

特別講演

座長:江沢辰広

12:40 - 13:20 S1 キュウリモザイクウイルスのYサテライトRNAの生き残り戦略
増田 税 (北海道大農)

座長:齋藤勝晴

13:30 - 13:45 O9 アーバスキュラー菌根菌で見つかったミトコンドリアウイルスの古代系統:全球分布と限定的宿主域が示唆する水平伝搬抑止機構
江沢辰広1・Silvestri, A2・丸山隼人1・俵谷圭太郎3・鈴木芽衣1・Duan, Y1・Turina,M4・Lanfranco, L2(1北海道大院農; 2Univ of Torino; 3山形大農; 4CNR Torino)
13:45 - 14:00 O10 異なるアーバスキュラー菌根菌が接種されたミナトカモジグサにおける遺伝子共発現ネットワークの比較
菅井徹人1,2・永山航平2・丸山隼人2・ 佐藤匠3・神山拓也4・熊石紀恵3・市橋泰範3 (1森林総研北海道・2北海道大院農・3理研BRC・4宇都宮大農)
14:00 - 14:15 O11 ミナトカモジグサにおける菌根形成とリン可給化機構のトレードオフ
永山航平1・熊石紀恵2・市橋泰範2・渡部敏裕1・信濃卓郎1・丸山隼人1 (1北大院農・2理研BRC)

14:20 - 15:20 総会


特別講演

座長:江沢辰広

15:30 - 16:10 S2 冬眠に貢献する腸内細菌
園山 慶 (北海道大農)

座長:大和政秀

16:15 - 16:30 O12 Diversity and structure of arbuscular mycorrhizal fungi communities associated with artificial Japanese cedar trees along a latitudinal gradient
Yustikasari, L1・Kitagami, Y1・Tanikawa, T2・Obase, K3・Chen, C4・Matsuda, Y1 (1Mie Univ; 2Nagoya Univ; 3Forestry and Forest Products Research Inst; 4Taiwan Forestry Research Inst)
16:30 - 16:45 O13 アーバスキュラー菌根菌の非共生的成長に対する不飽和脂肪酸の効果
小澤元輝・齋藤勝晴 (信州大農)

申込書等の送付・連絡先

江沢辰広

tatsu@res.agr.hokudai.ac.jp

〒060-0811 北海道札幌市北区北9条西9丁目

北海道大学大学院農学研究院

サーキュラー・申込書

アクセス

12月は繁忙期のため航空券の価格が徐々に上昇します。早めのご予約をお勧めします。

詳細は2ndサーキュラーでご案内します。


2022年10月07日掲載

2022年12月02日更新

過去の大会について

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